Apple Watchバンドの洗濯&漂白にチャレンジ!臭い&黄ばみ対策を模索。

1. Apple Watchのバンドに黄ばみが…

ダイエット目的で5年ほど愛用しているApple Watch。最近はちゃんと睡眠が取れているかチェックするため寝るときにも付けているので、入浴時以外は常に身につけている状態です。

こうなってくると気になるのが、腕に巻きつけているバンド部分の汚れ。いつも皮膚に接触しているわけですから、当然皮脂汚れなどが付くでしょうし。外出時ももちろん使っているので、コロナ的にも気になります。

アップルウォッチのバンドはApple社の純正品からファッションブランドのものまで様々なものが販売されていますが、わたしはApple社のナイロンループスポーツバンドを使っています(かなり前に購入したもの)。マジックテープで止めるタイプなので、寝る時は緩めに、運動時は外れないようキツめにというふうに、状況に応じて簡単に微調節できるのが気に入っています。布製(ナイロン素材)なので、汚れたら水洗いできるだろうと思ったのも購入の決め手でした。さて1日中装着を始めてから1年ほど経過、ふと汚れがひどいことに気づきました。

Apple Watchのバンドに黄ばみが…

Apple Watchのバンドに黄ばみが…

グレーの部分はさほど目立ちませんが、端の白い部分が明らかに黄ばんでいますよね…。よくよく見ればうっすらと全体に黄色いような気もする…。コレ、薄いグレーのバンドだから気づけましたが、ブラックやネイビーなど濃い色のバンドなら汚れていても気づかず使い続けてしまうのではないでしょうか。それはそれで怖い…

最後に洗ったのはいつかな~と思い返してみると、確か夏の汗対策で1回洗ったかなというくらい。冬場で汗はあまりかかないとしても、皮脂汚れがちょっとずつ蓄積されていき、黄ばみになってしまうのでしょう。臭いはないものの、雑菌が繁殖している可能性もあるだろうし、これはまずい!洗濯洗剤で普通に洗ってみましたが、黄ばみまでは取れず…。そこで漂白することにしました。

2. 自己責任でApple Watchバンドの漂白にチャレンジ

そもそもナイロン製のApple Watchのバンドは漂白できるのか?と思いAppleサポート公式(https://support.apple.com/ja-jp/HT204522)を見ましたが漂白OKという記載は見当たりませんでした。つまりは自己責任ということですね。でもこれだけ汚れているものを使い続けるのは嫌なので、ダメ元で漂白にチャレンジしてみることにしました。

①漂白剤を選ぶ

漂白剤には大きく分けて塩素系と酸素系があります。まず、絶対に使えないのは塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤は脱色作用があるので、色柄モノには使えません。当然AppleWatchのバンドも色が抜けてしまうので、塩素系漂白剤はNGです。

では酸素系漂白剤の中で何を選ぶか。酸素系漂白剤の中でも粉末タイプは漂白力が強すぎるので、液体のものにしようと思い、とりあえず自宅にあったワイドハイターEXパワーを使いました。

使い方はメーカーの公式サイト(https://www.kao.com/jp/widehaiter/whi_wideex_00.html#detail)の通り。「洗えないもの」の中に「金属製の付属品(ファスナー、ボタン、ホック等の留具)がついた衣料」と記載がありました。バンド本体は布製なのでOK。でもバンドとWatch本体を接続する部分は金属かもしれない…と不安がよぎりつつも、自己責任と腹を括ってチャレンジしてみることにしました。

②漂白剤パッケージの指示に従ってつけ置きし、すすいで干す

使用方法は目的に応じて色々あるようでしたが、とにかく頑固な黄ばみ除去が目的なので、衣料の除菌に使用する時の方法を試してみました。除菌がOKならコロナ対策としても有用なので。ただし、かなり強めの使用条件だと思います。自己責任です。

  • ここでは止むを得ず紙コップを使ってつけ置きしていますが、コップの強度やつけ置き時間によっては紙コップがふにゃふにゃになり漂白液が漏れる可能性があります。漂白にはプラスチック容器や洗面器など漂白剤で損傷しにくい素材の容器を使うことをお勧めします。
  • 漂白剤は手につくと危険なので、手袋を付けて扱いましょう。

酸素系漂白剤は水よりも50度程度のぬるま湯の方が効果を発揮します(ただし熱湯はダメ)。かなり強い漂白だと覚悟しましたが強行しました。つけ置きに使う漂白液は200mlもあれば十分なので、紙コップに2mlの原液をとり、200mlまで薄めました。2mlの計量には家庭用のスケールを使いました。

ここに50度のお湯200mlを入れ、割り箸でかき混ぜたあと、watch本体を外したバンドを投入。

漂白液にApple Watchバンドをつけ置くこと30分。

漂白液にApple Watchバンドをつけ置くこと30分。

30分後、漂白液から取り出します。(割り箸を使うと便利)

次に、洗濯ネットに入れて洗濯機ですすぎます。バンドは直接腕に巻くものなので、漂白剤が残っていると皮膚がかぶれる恐れがあります。しっかりすすぐの大事。

形を整えて影干しし、乾いたら終了です。

3.漂白してみた結果

まず、バンド自体は無事でした。干した時の洗濯バサミのあとはついていますが、繊維が断裂したり、Watchとの接続部分が損傷したりすることがなかったのでほっとしました。マジックテープ部分もちゃんと生きてます。あーよかった。

さて、黄ばみはどうなったかというと…Before Afterの写真はこちら。

漂白前、漂白後のApple watchバンド。黄ばみが取れた!

漂白前、漂白後のApple watchバンド。黄ばみが取れた!

完全に汚れが落ちきったとは言えないですが、黄色は明らかに薄くなっています。これならもう少し使えるかな…。何よりしっかり水洗いしただけでなく、除菌できたので清潔に気持ちよく使えそうです。ダメ元&自己責任でしたがチャレンジしてみてよかった。漂白すると汚れはバッチリ落ちますが、多かれ少なかれ繊維は傷むので頻繁にはできません。まあ普通の洗剤で月イチくらいは洗いつつ、汗をかく季節の前後で漂白するようにしてメンテナンスしていきたいと思います。

今回、ナイロン素材のバンドは丸洗いでき、漂白も可能なことがわかりました。しかし同じナイロン素材でも、マジックテープタイプではなく金属の金具で固定するタイプだと、この方法が使えない可能性が高いです。Apple watchのバンドはついつい見た目で選んでしまいますが、メンテナンスを考えると洗いやすさも大事だな~と思いました。コロナ禍もしばらく続きそうなので、次にバンドを買い換える時は本体や金具の材質をメーカーに確認しつつ、洗いやすさや除菌ができるかどうかのポイントからも吟味しようと思っています。

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