スティックのりで角が塗りにくい問題を一挙解決!コクヨのGLOOはスティックのり革命。

先日丸の内の展示スペース、GOOD DESIGN Marunouchiに行き、グッドデザイン賞の受賞作品をあれこれ試して楽しかった話を書きました。

GOOD DESIGN Marunouchi:デザインアワード受賞作品を見て試せる、ありそうでなかった展示スペース

2020-01-23

このとき見つけたコクヨのスティックのり「GLOO」に一目惚れし、早速購入しました(公式サイト:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/gloo/)。こちらは2019年のグッドデザイン賞受賞作品。従来のスティックのりにはなかったシンプルなデザインも購入の動機になりましたが、使ってみて脱帽したのは機能性の高さ。スティックのりの活用シーンが考え抜かれており、使う側が知らず知らずのうちに我慢していたストレスをすべて解決してくれたことでした。

1.スティックのりの存在感を消し、シンプルに

シンプルライフ、ミニマリストがブームとなっている昨今。文房具が使用されるデスクの上でもモノや装飾をできる限り減らし、シンプルにするのがトレンド。視界に入る情報量を極力少なくすることで、周囲に注意を逸らさず作業に集中して生産性を上げるという考え方が支持されています。そんな中、従来のスティックのりはとにかく本体に表示されている商品名のロゴが大きく、自己主張が強い感じ…。一方GLOOの本体は真っ白で、控えめに商品名のロゴがあるのみ。最低限の表示(注意表示やお客様相談室の電話番号など)は記載されていますが、グレーの文字で目立たずまったく主張していません。

※画像はGLOO スティックのり(色が消える)Sサイズ(1本¥130)とトンボ鉛筆 PIT、いずれも内容量10gです。

これはシンプル・ミニマルのトレンドに合っていると思いますし、「文房具は主役ではなく、あくまでも使用者のサポート役」というコンセプトが伝わってきます。

2.転がらない、片手でキャップを開閉できる

従来のスティックのりは円筒形のものが多く、縦置きすれば自立しますが、うっかり寝かせて置くとコロコロ 転がって行き、机の下に落ちることも…。でもGLOOは断面が四角形なので、横置きしても転がることがありません。もちろん縦置きも可能。

ちょっとしたことですが、転がったスティックのりを探すストレスがなくなり、作業効率が上がりました。また、キャップの部分が円形になっていますが、これが片手で開けられるのも嬉しい。片手で本体を握って、親指で押し上げれば簡単に開けられます。従来品では両手でなければ開けられなかったので、この点も革新的。

3.四角い紙の角までしっかり塗れて、手が汚れない

GLOOの傑出したところはココ。糊の断面が四角形という、ありそうでなかった仕様です。そもそもスティックのりの活用シーンでは、長方形の紙を接着することが多いはず。それなのに従来のスティックのりの断面は円形なので角に糊がつけづらく、貼りつけたはずの紙が角から剥がれてくること、よくありますよね…。そうならないために、わざわざ紙の角だけ改めてスティックのりで塗りなおすので二度手間だったり、このとき糊が手について不快だったり…。このストレスをGLOOは四角い糊で解決してくれました。

実際に使ってみると、本当に角までしっかり塗れていいです。何度も塗り直す必要がないので、とにかく作業が早く進みます。本当に助かる。

さすがはデザインオフィスnendo!

どうやってこんな秀逸なデザインが生まれたのかなと思ったら、世界的に活躍するデザイナー・佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoの作品とのこと。わたしは以前、サントリー美術館と佐藤オオキ氏のコラボ展覧会でトークショーを聴講したことがあるのですが(過去記事)、そのときの言葉が印象的でした。

「良いデザインとは、右脳と左脳のバランスがとれているもの」

確かにわたしがGLOOを購入するとき、感覚的にシンプルなデザインがいいなと思って手に取り(=右脳的)、実際に仕様を確認したり使ってみたりして機能的だと理解した(=左脳的)のでまさにその通りだなと。

スティックのりは製品として完成された文房具だと勝手に思っていたのですが、まだまだ進化する余地があったとは!無意識に受け入れていたスティックのりの使いにくさを、ピンポイントで解決してくれる製品で素晴らしいです。おすすめ。