美術館・旅を楽しむなら靴はニューバランス路面店で選ぼう

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美術館めぐりをしていると、結構な距離を歩きます。展示を見るだけで、2~3時間立ちっぱなしは当たり前。混雑している美術展なら、入館待ち列で並んでいる時間も含めて、もっと長時間立ちっぱなしになります。私はApple Watchで活動量を記録していますが、ずっと室内にいるにもかかわらず美術館内だけでで毎回2~3km歩いているんですね。
旅も同じ。せっかく来たのだからと、あれこれ観光地を回ったりしていると、平気で1日7〜8kmは歩いてしまいます。

これまで美術館や旅行にはヒールなしパンプスで行っていたのですが、足全体、特に足の裏が痛くなるので本格的にウォーキングシューズを買うことにしました。今回は店舗でしっかりフィッティングして購入してみたところ、店舗での接客がすごかったんです。ネット通販時代、店舗でしか顧客に提供できない価値を完璧に実現していて感動しました。

1. ネット購入vs店舗購入

まずはウォーキングシューズをネットでリサーチ。定評のあるニューバランスのウォーキングシューズを買うことに決めました。参考にしたのはこちらの記事。当初はネット購入を考えていました。ネット通販の方が少し安かったり、Amazon Fashionやlocondoでは自宅で試着して返品できたりするうえに、日頃あまり時間もないので。しかし、歩行後の足の痛みがひどく、そこそこの値段がするものなので、一度店舗できちんとフィッティングしようと思い、ニューバランスの銀座店へ行ってみました。

2. 店舗購入ならではの3つの価値に感動

こちらがニューバランス銀座店。2階部分にメンズ・レディースのウォーキングシューズがあります。顧客にとって、店舗購入でしか得られない3つの価値が提供されていました。

①足の3D計測による最適な商品の提案

ニューバランス銀座店では、足の形の3D計測を無料でやってもらえます。しかも計測したら5%オフクーポンがもらえるとのことで、非常にお得です。

計測はカンタンで、両足で専用の台に乗って5秒ほど待つだけで、足のサイズの左右差(縦の長さ、幅)、土踏まずのアーチの高さなどのデータが出てきます。私の場合、足の左右差があり、横幅の長さと土踏まずのアーチ部分の高さが異なっているとのこと。左右アンバランスだから、長い距離を歩くと足が痛くなるのかもしれません。土踏まずのアーチを左右均等に支えるインソールを試してみませんか?と言われたので、試してみることに。また、足の横幅が広めなので、ワイドタイプのスニーカーが良いかもしれないとのこと。計測がインソールの販促に使われている感はありましたが、同行者と私の計測データはかなり異なっていたので、個人差はそこそこ検出できていると思われます。

3D計測は直営の路面店のみの実施だそうです。百貨店内の店舗は対象外とのこと。路面店での購入がお勧め。

②徹底したカウンセリングとフィッティング

ここから、フィッティング祭りが始まります。店員さんに靴や足の悩みについて相談しつつ、下記のポイントを押さえつつフィッティングしていきます。フィッティング祭りの様子↓

  • ウォーキングシューズのモデルを選ぶ
    私はWW880とWW1501モデルを選んで試着してみました。素材によってフィット感が異なるので、モデルごとに履き心地が全く異なります。WW1501はアッパー素材が全体的に硬めで、締め付け感があったのでWW880で以後のフィッティングを進めました。
  • 計測データに基づいて縦方向のサイズを合わせる
    データに基づいて、店員さんが適切と思われるサイズを持ってきてくれます。サイズは、ソールを踵に合わせ、ソールの先端を親指のつま先に合わせて上に折り込んだ時、ソールの先端と親指の爪の端がちょうど合うくらいが適切なサイズとのこと。
  • 横幅が異なるシューズを履いて、横方向のサイズを合わせる
    縦方向のサイズが決まったら、次は横幅を履き比べてみます。靴下によってもフィット感が異なるので、いつも履いている靴下で行くことが大事。私は幅広の靴を選択しました。

③追加アクセサリーの提案とフィッティング、調整

今回は別売りのインソールを提案してもらいましたが、インソールはユニバーサルサイズのものを自分のサイズに切って靴の中に入れて使うため、インソールの試着をネット通販で試すことはできません。ということで、インソールを試せるのは店舗ならではの価値です。

  • インソールを選ぶ
    標準のインソールと、低反発クッション&土踏まずアーチを支えるプラスチックの入ったサポーティブリバウンドインソール(追加料金¥1800)↓を履き比べ。

サポーティブリバウンドインソールは裏面が上の画像のようになっており、緑色の部分を押してみると低反発クッションになっているのがわかります。赤い部分は硬いプラスチックでできていて、土踏まずのアーチをしっかりと支える構造になっています。踵の青い部分は、緑色の部分よりもより強いクッション性がある部分になっていて、衝撃吸収が期待できそう。試着してみると、標準インソールでは歩くたびに足が地面に向かって沈み込み、沈んだところから次の一歩を踏み出すために強い力で蹴りだす必要がありました。一方、インソールを変えてみると明らかに足が支えられ、足が沈み込まないのです。また、インソールの低反発クッションのおかげで地面に対して跳ね返る力が自然に生まれ、とても歩くのが楽でした。ということで、追加料金のインソールをお願いしました。

  • インソールのフィッティングと微調整
    購入したインソールは、店員さんが靴のサイズに合わせて切って入れてくれます。違和感がないか確認するため、再度試着して、購入したインソールがしっかり靴と足にフィットしているかチェックします。違和感があればその場で直してもらえます。

自分に合った靴で、美術館や旅を存分に楽しもう

あれこれ試着させていただいて、入店から購入までに45分ほどかかりましたが、とても満足のいく買い物ができました。試着しながら、靴紐の締め付けはどの程度がいいのか、お手入れはどうすればいいのかなど、細かい質問にも丁寧に答えてもらえました。特にインソールを選んだり、自分で切って入れたりするのはネット購入では無理なので、やはり実店舗で専門のシューフィッターさんにお願いするのが一番です。