博多駅から太宰府天満宮へのアクセス方法(電車)を徹底比較。西鉄の太宰府散策きっぷはどのくらいお得なのか?

福岡市内から電車で40分ほど離れた太宰府。ここに1100年前から鎮座する太宰府天満宮には、学問の神様として有名な菅原道真公が祀られています。そのご利益にあずかろうと、国内外から参拝客が絶えません。わたしは今年初めて行ってきました。太宰府天満宮へ行くにあたって、最初の拠点となるのは博多駅。そこで、電車で博多から太宰府天満宮へ行く方法をまとめつつ、わたしが利用した西鉄のお得なきっぷ「太宰府周遊きっぷ」の特典についてまとめたいと思います。

1. 博多駅から太宰府天満宮へ電車で行くなら、必ず乗り換えが必要。運賃と利便性は?

新幹線停車駅である博多駅は、JR線の駅になります。博多駅に発着しているのは、JR在来線と福岡市営地下鉄のみ。一方、太宰府天満宮の最寄駅は私鉄である西日本鉄道(西鉄)の太宰府駅。ということは、博多駅から電車に乗ったとしても必ず1回はどこかで乗り換えなければいけないということです。博多駅からJRを利用した場合と、地下鉄を利用した場合の経路と所要時間、運賃をまとめると下図のようになります。

どちらも乗り換え回数や所要時間はあまり変わらないのですが、それぞれのメリット・デメリットは下記になります。

①JR+西鉄利用の場合

博多駅からJR鹿児島本線で10分程度、大野城駅で下車後、改札を出て10分ほど歩いて西鉄白木原駅へ行き、ここで西鉄天神~大牟田線に乗り換えます。そして二日市駅で西鉄太宰府線に乗り換え、5分ほどで太宰府駅到着になります。運賃は480円。メリットは運賃の安さ。後述する地下鉄+西鉄利用と比べると運賃は140円安いです。デメリットはJR→西鉄の乗り換えで歩く距離が長く(600m程度)、屋外の道でアーケードなどがないため、悪天候時に歩くのが大変なこと。また、西鉄白木原駅は各駅停車しか停車しないので、より移動時間が短縮できる急行や特急が使えないということもネックです。

②地下鉄+西鉄利用の場合

博多駅から地下鉄空港線を利用する場合は、天神駅で西鉄に乗り換え、その後二日市駅で西鉄太宰府線に乗り換えます。デメリットは運賃の高さ(620円)。一方、メリットは乗り換えで歩く距離が短く(350m程度)、悪天候時に強いこと。地下鉄の天神駅から西鉄福岡(天神)駅へは徒歩5分程度で乗り換え可能なうえに、地下街やビル内を通って乗り換えることができるので、雨天時や暑さ寒さが辛い時期でも快適です。また、地下鉄空港線は福岡空港駅から発着しているため、福岡空港から直接太宰府へ行きたい場合は、この地下鉄+西鉄のルート一択でしょう。

そして、西鉄が太宰府への観光客向けに提供しているサービスを存分に楽しめるところもポイント。そのひとつが、「太宰府散策きっぷ」です。

2. 西鉄のお得なきっぷ「太宰府散策きっぷ」

「太宰府散策きっぷ」は観光客むけに販売されている特典付き乗車券です。(公式サイト:http://www.ensen24.jp/kippu/2/)現在の大人料金は960円で、この料金に下記の特典が含まれています。

  1. 西鉄福岡、薬院駅~太宰府駅の往復乗車券
  2. 名物・梅ヶ枝餅引換券(2個分)
  3. 太宰府天満宮の宝物殿、菅公歴史館:団体料金に割引
  4. 観世音寺の宝蔵(収蔵庫):団体料金に割引
  5. だざいふ遊園地入園料:100円割引き
  6. 太宰府駅レンタサイクル:100円割引き
  7. YUZU PREMIUM JAPAN 太宰府店:特典引換
  8. マイン(天神店・博多店)1日きものレンタル:800円割引き

西鉄福岡(天神)→太宰府への片道運賃が大人410円、梅ヶ枝餅が1個120円であることを考えると、太宰府天満宮へお参りして、名物の梅ヶ枝餅を2個以上食べたい!と思っている人にはお得な料金設定になっています。わたしは菅原道真公も愛したといわれる梅ヶ枝餅を絶対に食べたいと思っていたので、とりあえず購入して使ってみました。

3. 太宰府散策きっぷの特典を実際に使ってみたら、梅ヶ枝餅の嬉しい誤算が!

「太宰府散策きっぷ」は、西鉄福岡駅の有人窓口で販売されています。

自動改札は通れないので、有人改札を通過します。西鉄では特急・急行・各駅停車が走っていますが、特急や急行に乗車するにあたって特急券は必要ないので、太宰府散策きっぷでどの電車にも乗ることができます。運良く特急が来たので、最速で二日市駅に到着。乗り換えて太宰府駅に到着です。

太宰府天満宮にお参りした後、さて梅ヶ枝餅を食べるぞ…と向かった先は「甘木屋」さん。引換券を渡すと、店員さんからこう尋ねられました。

店員さん
「引換券1枚で4個引き換えできますけど、どうしますか?」
わたし
「えっ、4個もいただけるんですか?!じゃあ4個お願いします。」
店員さん
「けっこう量が多いから、いま食べないぶんはお包みすることもできますよ。」
わたし
「じゃあ、いまこの場で2個食べるので、残り2個はお土産用に包んでください!」

ということで、梅ヶ枝餅をひとり4個もゲットしてしまったのです。なんという嬉しい誤算。梅ヶ枝餅を初めて食べましたが、直径6cmほどで中にはあんこがぎっしり。確かに、一気にひとり4個も食べられないので、一部を包んでもらって正解でした。しかもこちらのお店は、店内にお休み所があり、座って焼きたてアツアツな梅ヶ枝餅を食べることができるのです。自由にお茶を飲むこともできます。梅が枝餅を引き換えできるお店は参道にたくさんあるのですが、このお店にしてよかった!結局、博多駅からJRで太宰府へ行くよりも、この梅ヶ枝餅4個のおかげで地下鉄+西鉄で行く方がずいぶんとお安くなったのです。

太宰府散策きっぷを使った梅ヶ枝餅の特典引き換えは、公式ホームページの記載通り2個なのか、それとも店舗によって違うのか、たまたま私たちがサービスしてもらえただけなのかはよく分かりませんが、結局わたしは太宰府散策きっぷを購入してずいぶん得をしました。

博多駅から太宰府への交通手段をどうするか考えるときは、

  • 運賃の安さを追求するのか
  • 乗り換えのラクさを求めるのか
  • 太宰府をがっつり観光するために太宰府散策きっぷを購入するのか

で変わってくると思います。個人個人の優先順位や観光プランに合わせて賢く選ぶと良いと思います。

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