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福岡県宗像市にある世界遺産、「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」は福岡から日帰りで行ける世界遺産。新幹線が通り、ターミナル空港である福岡空港も備えている福岡市から近いため、比較的訪れやすい世界遺産だと思い今年の夏に行ってきました。わたしは車を運転しないので、事前に公共交通機関での行き方を調べていたところ、欲しい情報がまとまっておらず苦労しました。そこで、福岡からのアクセスと実際に行ってみて得た現地情報をまとめたいと思います。
1. 福岡に着いたら、博多駅からJR在来線に乗り換え
福岡の素晴らしいところは、新幹線が停車する博多駅と福岡空港が地下鉄空港線で結ばれており、たった5分(2駅)で新幹線の駅と空港を行き来できてしまうこと。したがって、空路でも電車でも、各地から博多駅へのアクセスがスムーズです。
博多駅に着いたら、JR鹿児島本線(小倉、門司、下関方面)で東郷駅まで40分ほど。最低でも10分に1本は電車があり、東郷駅まで快適に行けます。(時刻表はこちら:https://www.jrkyushu-timetable.jp/cgi-bin/sp/sp-tt_dep.cgi/2828301l/)
※普通と快速がありますが、どちらも東郷駅に停車します
2. 東郷駅から宗像大社へのアクセス方法が最大の難関!
東郷駅に着いたら、「宗像大社口」の出口へ向かいます。駅前にはバス乗り場・タクシー乗り場を備えたロータリーがあります。
こちらが駅前にあった宗像観光マップ。東郷駅から海側に向かって、宗像大社をはじめとした世界遺産関連施設が点在しています。
ここから世界遺産である宗像大社(辺津宮)へのアクセスが問題です。バス停「東郷駅前」から「宗像大社前」を通る路線バス(西鉄バス、行き先は「神湊波止場行」または「光洋台六丁目行」)が通っていますが、本数が非常に少なく、1時間に1~2本しかありません。待ち時間をつぶせる飲食店があるかな~と探しましたが、改札口付近にコンビニがあるくらいで、駅前のロータリーにはカフェなどの飲食店は見当たりませんでした。したがって、東郷駅への到着がバスの時刻に合わない場合は、ぼーっとバスを待つよりもタクシーを使ってさっさと移動する方が効率的。駅前ロータリーにはタクシー乗り場があり、そこから乗車できます。
なお、東郷駅から宗像大社前(宗像大社・辺津宮)までの所要時間はバスで12分、タクシーで10分程度でした。私はツアーなどを使わず、自力で行きましたが事前の下調べも含めて結構大変でした…。
※西鉄バスの時刻表はこちらから(https://jik.nishitetsu.jp/menu)検索できます。
バス停「宗像大社前」を降りてすぐ、宗像大社(辺津宮)が見えてきます。
宗像大社・辺津宮の見どころは、こちらの記事にまとめています↓
3. 天神発の高速バスなら、ラクに宗像大社までアクセス可能!
前述のように東郷駅から宗像大社(辺津宮)のアクセスは限られているので、世界遺産観光に特化した高速バスやツアーを使うのが便利です。
例えば、西鉄バスでは福岡の中心部、天神から宗像大社へ直行する「むなかた号」が平日3往復、土日祝日は5往復を運行しています。バスの発着時間と観光スケジュールが合うなら、自力で行くより、こちらを使った方が便利かもしれません。
※西鉄バス「むなかた号」の情報はこちらから:http://www.nishitetsu.jp/bus/rosen/munakata.html
宗像・沖ノ島関連世界遺産を公共交通機関で回る場合は、バスの時間が限られるため事前準備が不可欠です。ここでまとめた情報がこれから行く方の参考になれば幸いです。
沖ノ島・宗像関連世界遺産の見どころ、回り方、アクセスなどはこちらにまとめています。行く前に要チェック!↓