東京緊急事態宣言日記23:コロナ時代の熱中症対策に、経口補水液の作り方を確認

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そろそろ暑さを感じる日が多くなってきました。今日の東京の最高気温は27℃。湿度が低いのでそれほど暑くは感じないのですが、それでもGWあたりから急に気温が上がったなという印象です。今年はコロナ対策で外出時は常にマスクをしているため、特に暑く感じることが多く、汗ばむことも増えてきました。そうなってくると気になるのが熱中症のリスク。今夏の暑さがどうなるかは分かりませんが、ただでさえ気温の高い中でマスクをしていたら、いつも以上に屋外での活動を控えたり、水分補給に気をつけたりしなければいけないのだろうなあと思っています。

確か2年ほど前だったと思うのですが、全国的に災害レベルの記録的な猛暑に襲われたことがありました。このとき困ったのがスポーツドリンクの売り切れ。猛暑で需要が急増→メーカーの生産能力追いつかず→欠品という流れでした。今年は新型コロナウイルスとの戦いが続く中で夏を迎えます。この状況に熱中症の不安が加われば、熱中症対策商品は瞬く間に売り切れることでしょう…。一連のコロナ騒動でマスク・アルコール・うがい薬・ハンドソープ・パスタ・小麦粉…などなどあらゆる商品の品切れを経験したので、「次は何が売り切れるかな~、どう対策するかな~」と考えるのが癖になってしまいましたよ…。

コロナ騒動で日用品が手に入らなくなるとどうなるか。その後の展開もだいたいパターン化してきていて、欠品する→SNSなどで代替品のアイデアが出てきて普及する→パニックがおさまって店頭に商品が復活するという流れを辿ります。マスクなんかがまさにそうですね。欠品は一時的なものだと分かっていても、手に入らないのは困るしストレスになるので、品切れが予想されるものはあらかじめ代替品の情報を集めておけばよいのだと思います。ということで、熱中症対策用品の代替品を調べておくことにしました。

2年前の猛暑では水分補給のためのスポーツドリンクが欠品したので、経口補水液を自作する方法が分かっていれば対応できます。そこで調べてみたところ、東京都が発行している防災ハンドブック「東京防災」の197ページに経口補水液の作り方が載っていました。ちなみに東京防災Kindle版
はダウンロード無料、Kindleアプリがあればスマホでいつでも見られるので大変便利です。

材料は水、砂糖、塩のみ。血眼になってスポーツドリンクを買いに走らなくても、自宅にある材料だけでできますね。水1Lに対して、砂糖大さじ4杯(約40g)、塩小さじ0.5杯(約4g)を溶かすだけで完成です。試しに作ってみましたが、市販のスポーツドリンクよりも甘さが控えめで、塩味をより強く感じました。経口補水液というと大塚製薬のOS-1が有名ですが、まずくて飲めないんですよね…。東京防災の経口補水液は、思ったよりずっと飲みやすかったです。試しにレモン汁を少し加えてみたら、さらにスッキリと飲みやすくなりました。この経口補水液を1L飲んだとすると、塩分4gを摂取することになるので結構塩分摂取量が多くなってしまいますね…。常に飲み続けるのではなく、汗を大量にかいた時に飲むくらいにしようと思っています。

他の熱中症対策用品でアイスノンなどの保冷グッズも売り切れていましたが、手持ちの保冷剤やビニール袋に氷を入れたものをタオルや手ぬぐいで巻いて使えばいいし、特に改めて準備する必要はないかなと思っています。それよりも暑い時は無理に外出しないこと、出かけるなら涼しい日・時間帯を選ぶこと、クーラーを上手に使うことの方が大事ですね。不要不急の外出を減らすことは、コロナ対策にもなるわけですし。

熱中症パニックが起こらないに越したことはないのですが、「起こったらこう対処すればいいよね」とあらかじめ考えておくとかなり楽になります。コロナ騒動で何かと不便が多いのですが、先回りしてあれこれ考えておくことでストレスを減らし、できるだけラクに乗り切りたいと思っています。