東京緊急事態宣言日記18:Oculus goで見れる国立天文台VRが激レア。おうちにいながらハワイへGO!

新型コロナ騒動でステイホームを続けている今年のGW。我が家のヒットはVRです。GW特別企画で国立科学博物館のVRが公開され、大興奮だった話は過去記事↓に書いたのですが、

Oculus go

東京緊急事態宣言日記15:Oculus goで見た科博VRが圧巻!新型コロナとVRが世界を変えるかも、と思った話

全部見ようと思うと結構時間がかかるので、このGWはひたすらVRを楽しんでいます。

このとき我が家のVRゴーグル(Oculus go)で科博VRを見るために、ハコスコストア(https://store.hacosco.com)に会員登録したのですが、ここで科博以外の期間限定無料VRコンテンツを見つけました。「おウチで国立天文台」です。科博VRだけでもすべて見るのに時間がかかるので今まではスルーしていたのですが、国立天文台VRの無料公開期間は明日(5/6)までということで、あ~もうすぐ期限が切れてしまう!と焦って今日チェックしてみました。

国立天文台の各施設(三鷹キャンパス、野辺山宇宙電波観測所、すばる望遠鏡)の施設内をバーチャルツアーで体験できるようになっています。この3施設のVRをひと通り見てみました。このうち特にリアルで行くのが難しく貴重だなと思うのは、ハワイ島のマウナ・ケア山の頂上(標高:4205m)にあるすばる望遠鏡のVRです。外国、そして高山にある天文台の内部映像なんて、なかなか見られないですからね…。

そもそもなぜ日本の国立天文台の望遠鏡がハワイにあるのかというと、ハワイには天体観測に有利な条件が揃っているからなんですね。ハワイは晴天率が高いほか、絶海の孤島であるため周囲に電気の灯りが少ないこと、周囲に大都市がなく空気が澄んでいることがその理由だそうです。マウナ・ケア山頂にはすでに13基もの天文台があり、この地の条件の良さを物語っています。

以前ハワイを旅行した際、わたしはハワイ島の星空観測ツアーに参加しました。午後に出発してマウナ・ケア山の中腹まで登り、夜空を楽しむというもの。海抜2800m地点にあるビジターセンターまで車で登り、星空観測会に参加しました。山の中腹地点であっても高度2500mを超えており、観光客向けのビジターセンターへ行くだけでも高山病にならないよう注意が必要でした。常夏の島ハワイといえども、高度2800mまで登ってくるととにかく寒い…。しかも夜です。気温は10度未満。結構体力勝負のツアーです。でも、ここでの星空は圧巻でした。文字通り、満点の星空。ふだん東京ではほんとうにわずかな数の星しか見れないのに、天の川まではっきりと見えました。また、ハワイは北半球に位置しているにもかかわらず、季節によっては南十字星が見られるというのも稀有なポイントでした。星空を見ていた時は寒さも忘れて大興奮だったのですが、ツアー終了後に平地と山の気温差にやられ、まさかの発熱でその後のハワイ滞在はひたすら寝て過ごすハメになったのも良い思い出です…。海もプールもほとんど入れずに帰国しましたよ…ほんとに体力勝負なんですこのツアーは。それでも見る価値があったと思える星空でした。今でも脳裏に焼き付いています。

わたしが訪れたビジターセンターからさらに足を伸ばして、山頂のすばる望遠鏡まで行くツアーもあるのですが、移動時間と高山病対策で丸1日を要するのと、ツアー代金もはね上がるので、気軽に行ける場所ではありません。(わたしは価格面で断念しました)近くまで行ったけれど断念したすばる望遠鏡の内部が、今回VRで見られるなんて感動です。すばる望遠鏡のVRでは施設の外観・内部映像があり、外観映像ではマウナ・ケア山頂の360度パノラマビューが見られます。世界各国の天文台が集結していることがよくわかります。

太平洋の絶海の孤島で、最高峰から見下ろす絶景。たとえ天文学に興味がなくても、この絶景の非日常感を味わうためだけにすばる望遠鏡VRを見てもいいくらい。

内部映像では望遠鏡本体が圧巻です。巨大な望遠鏡を下から見上げるだけでなく、再頂部まで登って見たような目線でも見ることができます。また、内部映像では働いている研究員の方々が映っているのも職場訪問みたいで楽しかったです。食事している人、データ解析している人など…。天文学研究の最先端を走っている現場なのに、ちょっと身近に感じられるコンテンツでした。

すばる望遠鏡のVRを見て、ハワイのマウナ・ケアの星空をもう一度見てみたいなぁという思いが強くなりました。しかし、ハワイに行くのは時間的にも金銭的にも難しいですし、新型コロナ騒動でさらに国境を超えた旅行は難しくなるでしょう。次行けるのはいつになるのかわかりません。もう二度と行けないかもしれない…。すばる望遠鏡から観測した星空のVRがあったらいいのになぁ。絶好の観測条件で撮影した満天の星空の映像、最強の癒しコンテンツだと思うんですが…。国立天文台VRは現在開発中のようなので、今後に期待したいと思います。